Interview インタビュー #01

有給休暇が取得しやすく、
プライベートの予定が立てやすい

社員N.D.の似顔絵
社員N.D.の似顔絵

N.D.

2005年入社 鑑定事業部 / 課長

会社に入ったきっかけは?
学生時代に保険法に関する講義があり、損害保険業界に興味を持っていました。
新卒時は別の会社(金融業界)に就職したが、転職活動の際に若葉総合鑑定を見つけて応募しました。
現在の仕事内容は?
損害保険の鑑定業務です。火災や漏水など、火災保険で対応する事故が発生した際に保険会社から調査依頼を受けて現地の調査を行います。大型台風や大地震などの自然災害の調査も多く、数週間から1年単位で被災地域へ出張することもあります。突然の事故に遭われた方々の生活再建をサポートする社会的意義のある仕事です。
一番印象深い仕事は?
一般的には鑑定人が損害額の算定を行い、算定した金額をベースに保険会社が被保険者(保険金の請求権がある人)と話して保険金が支払われますが、その話合いがまとまらない時には「調停」や「訴訟」によってトラブルの解決を図ることがあります。
ある火災事故(近隣からの類焼)では、保険の目的である自宅建物には煙による汚損以外にはあまり大きな損害が無かったものの、建物の建て替え費用のほか、保険をかけていない家財道具や自家用車の買い替え、仮住まい費用など数千万円の請求がありました。現地調査の結果をもとに、内外装の補修費用として数百万円の損害額を計上しましたが合意に至らず調停事案となりました。
保険会社の担当者と何度も弁護士事務所へ訪問して打合せや算定内容の修正を繰り返し、最終的には当初算定していたものと大差ない金額で解決しました。
火災発生から解決まで3年ほどかかりましたが、いろいろなことを学べた事案でした。
会社に入って学んだ事、自分にとってプラスになった事は?
火災保険で対応できる事故の種類は決まっていますが、同じ火災事故でも同じ損害状況の現場は一つもありません。毎回違う事故状況で損害の程度も異なるため、毎回いろいろ考えたり調べたりします。それを積み重ねていくことによって、周りにある色々なものの仕組みや値段、直し方や損害の予防方法などが身に付いていくので、日々成長していると感じます。
これから挑戦したい事は?
ビジョンは?
鑑定人の仕事には、事故で生じた損害額を算出する「損害鑑定」と、保険契約に際して財物の価値を評価する「評価鑑定」があります。大きな工場などでは、複数の建物や多数の機械設備などがあり、これら全ての価値を評価すると数十億から数百億という金額になります。今のところ数件しか担当したことがありませんが、今後増やしていきたいと思います。
会社の良いところは?
有給休暇が取得しやすく、プライベートの予定が立てやすい。
遠方への長期出張の機会があれば、休日は小旅行が楽しめること。
後輩になる社員に一言
社会科見学ではないですが、普段の生活では入ることのないような施設へ調査しに行くこともあり、社会の裏側を垣間見ることができたりします。色々なものの仕組みや値段を知ることができ、日常生活にも意外と役立ったりする面白い仕事だと思います。

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